東日本大震災 桜 地蔵菩薩像

昨年お話を頂いた、東日本大震災で被災した桜の木を使った地蔵菩薩像についてご紹介します。

 

  昨年、小田原での修行時代にお世話になった方を通じて、宮城県女川町「桜守りの会」の藤中氏よりお話をいただきました。

 

その内容は

”津波の被害に遭った女川町で「さくらたん」という愛称で親しまれた桜の木を使って仏像を彫っていだだけないでしょうか"ということでした。

 

私は、そのお話を聞いて非常に悩みました。日本には名仏師と呼ばれる方々がいらっしゃいます。仏像彫刻を生業とし、熟練の技術をお持ちです。

その方々を差し置いて、未熟な私がそのようなお話を受けて良いのだろうか、何よりも被災者の方々の期待に応えられるような仏像を彫れるのだろうかと。何度も何度も悩みました。

 

しかし、藤中氏の”小田さんの仏像を見せていただいて感動しました。あなたの彫った仏像が良いんです。是非、お願いしたい。”

そのお言葉を頂いて決心しました。自分のやれることを全力でやろうと。

 正直、責任重大で怖いです。賛否両論、多々あると思います。ですが、このお話は、なにか縁があって私のところに来たのだと、そう思います。私は、この縁を大切にしたいと思います。